オタ福の語り部屋

獣医学を追求する。その先に見えるものは…

オタ福、呼吸器疾患を語る

症状がほとんどない⁈『犬猫の肺がんの実態③』~治療法と予後~

【はじめに】 今回は『肺がんの治療法』についてです。肺で発生した腫瘍は手術を行うことが難しく、抗がん剤が中心の治療となります。今回は抗がん剤治療をはじめ、外科手術や分子標的薬、放射線治療などあらゆる治療法を書いています。 【肺がん記事はこち…

症状がほとんどない⁈『犬猫の肺がんの実態②』~診断方法~

【はじめに】 今回は『肺がんの診断方法』について解説します。いつも思うのですが、診断方法ってシリーズとしてはインパクトが無くて、地味なんですよね笑 でも、とても重要であるのは間違いありません。ここでミスれば、その先の治療もなんの意味も為さな…

症状がほとんどない⁈『犬猫の肺がんの実態①』~概要・症状~

イラスト引用:ホルスト・エーリッヒ クーニッヒ著:カラーアトラス 獣医解剖学(増補改訂版)【下巻】, チクサン出版, 2012, 452p 図8-26 【はじめに】 今回は『肺がん』について説明します。肺がんと聞くと「〇〇の転移」などとよく耳にしますよね。そうな…

紫外線に注意⁈『犬猫の鼻鏡にできる腫瘍』とは

【はじめに】 今回は『鼻鏡にできる腫瘍』について説明します。鼻表面にできる腫瘍は紫外線が影響しているとされていて、白猫で発生が多く見られます。単なる傷やシミ、カサブタ程度だと思っていたら実は腫瘍だったなんてこともあります。さて、早速ですが『…

『猫の鼻腔内腫瘍』を徹底解説

【はじめに】 犬の鼻腔内腫瘍に引き続き、今回は猫の鼻腔内腫瘍について解説していきたいと思います。犬と猫で分ける理由としては両者の鼻腔内腫瘍は一緒にして考えられない特徴があるためです。 【目次】 【はじめに】 【概要】 【症状】 【猫の鼻腔内腫瘍…

『犬の鼻腔内腫瘍』③放射線治療とその他の治療法

【はじめに】 これまで鼻腔内腫瘍①②と散々、鼻腔内腫瘍についてお話をしてきました。でも、気になるところは治療法と治療後の再発率やその他諸々ですね。今回は鼻腔内腫瘍の治療法について放射線治療を中心にお話していきたいと思います。 『犬の鼻腔内腫瘍①…

『犬の鼻腔内腫瘍』②どうすれば腫瘍か確認できる?~診断方法・ステージ分類~

【はじめに】 今回は鼻腔内腫瘍の診断方法について解説しています。診断方法は複数あります。「この病気は○○です」とはっきり言いきる確定診断を行うためには病理組織学的検査が必要です。 そして、次の注目ポイントとしてはCTを用いたADAMS分類。これはWHO…

『犬の鼻腔内腫瘍』①鼻血・鼻水に注意!~概要・症状~

【はじめに】 今回は再度、『犬の鼻腔内腫瘍』についての記事を書きます。以前、『犬の鼻腔内腫瘍』というテーマで書いた記事があります。あの記事を書いた時から3ヶ月ほど経ち、記事の書き方や文献の検索、資料の調達について学びました。今回のお話はさら…

猫の鼻腔内腫瘍(鼻腔内リンパ腫)

【はじめに】 今回は『犬の鼻腔内腫瘍』に引き続き、『猫の鼻腔内腫瘍』について話していきたいと思います。猫の鼻腔内腫瘍のうち1/2〜1/3は鼻腔内リンパ腫とされており、残りが扁平上皮癌や腺癌です。今回は猫の鼻腔内腫瘍で最もポピュラーなリンパ腫につい…

犬の鼻腔内腫瘍

【はじめに】 今回は『犬の鼻腔内腫瘍』について説明します。なぜ、タイトルを”犬”と限定したかというと、猫でできやすい鼻腔内腫瘍はリンパ腫であり、犬とは異なる腫瘍が好発であるため、分けて話していこうと思いました。鼻腔内腫瘍とは鼻の中にできる腫瘍…

短頭種の飼い主さん必見です!!『短頭種気道症候群』って何?

【はじめに】 今回は『短頭種気道症候群』について説明します。短頭種を飼われたことがありますか?一度飼うと、ぺちゃ鼻とクリクリお目目の可愛さであなたの心は鷲掴みされること間違い無いです。 え?、短頭種って何ですって?短頭種とはパグやフレブル、…