オタ福の語り部屋

獣医学を追求する。その先に見えるものは…

『高脂血症:CholとTG』~血液検査を考える~

f:id:otahukutan:20190610121339p:plain

【はじめに】

今回は『コレステロール値とトリグリセリド値』についてです。
高脂血症は人でも問題になっている病気です。
高脂血症はそれ自体が問題となることは少なく、高脂血症を引き起こしている原疾患を正しく見極め、治療することが大切になってきます。
高脂血症が見られる犬や猫ではどのような病気が隠れているのか、そしてそもそも高脂血症とは何なのか、その辺についてお話を広げていければと思います。
 

【目次】

  • 【用語の定義】
  • 【犬の高脂血症の主な原因ついて】
    • 『食事後に測定した時』
    • 『続発性高脂血症では』
    • 『原発性高脂血症では』
  • 【高脂血症と関連する病気】
    • 『高TG血症は膵炎の予測になるかも』
    • 『肝疾患』
    • 『胆嚢粘液嚢腫』
    • 『その他で高TG血症の原疾患となるもの』
  • 【診断方法】
    • 『検査の流れ』
      • 「流れ①:まずは血液検査」
      • 「流れ②:原発性か続発性かを考える」
      • 「流れ③:原因の精査を行う」
  • 【猫の高脂血症について】
  • 【最後に】
  • 【本記事の参考書籍】
  • 【他の血液検査項目の解説はこちら】

 

続きを読む

『肛門周囲腫瘍』3つの腫瘍を簡単にご紹介!!

f:id:otahukutan:20190607002908p:plain

【はじめに】

今回は『肛門周囲腫瘍』の簡単解説編です。
肛門周囲に発生する腫瘍で多いのは3つ!
・肛門周囲腺腫
・肛門周囲腺癌
・肛門嚢アポクリン腺癌

これら3つの腫瘍について簡単に解説していきます。

 

【目次】

  • 【肛門周囲腫瘍、3つの違い】
    • 『由来細胞による違い』
    • 『肛門周囲腺腫、肛門周囲腺癌の違いは?』
  • 【肛門周囲腺腫について】
    • 『肛門周囲腺腫の治療法は?』
  • 【肛門周囲腺癌について】
    • 『肛門周囲腺癌の治療』
  • 【肛門嚢アポクリン腺癌について】
    • 『肛門嚢アポクリン腺癌の治療』
  • 【最後に】
  • 【さらにもっと知りたい方】
  • 【本記事の参考書籍】

 

続きを読む

犬猫の食物アレルギー、どうやって診断・治療するの?

f:id:otahukutan:20190605230720p:plain

【はじめに】

前回、前々回と食物アレルギーの概要と症状について説明してきました。今回は食物アレルギーの診断方法と治療法についてお話しします。食物アレルギーはしっかりと検査をするとなるとかなりの時間とお金がかかります。
食物アレルギー検査にはどのような検査があるのか、そして除去食療法など治療法についてもお話ししていきます。

食物有害反応の関連記事

その食べ物アウトかも⁈『食物アレルギー・食物不耐症』とは概要を説明

『犬猫の食物アレルギー、食物不耐症』で現れる症状について 

犬猫の食物アレルギー、どうやって診断・治療するの? 

 

【目次】

  • 【まずは身体検査】
  • 【めっちゃ大事!!皮膚検査】
    • 『皮膚のルーティーン検査とは』
    • 『櫛検査』
    • 『ウッド灯検査』
    • 『皮膚掻爬物鏡検』
    • 『毛検査』
    • 『細胞診』
  • 【抗原特異的IgE検査とリンパ球反応試験】
  • 【除去食試験】
    • 『除去食試験とは』
    • 『食物有害反応だと臨床的に診断するには』
    • 『除去食試験の思わぬ障壁』
  • 【除去食試験で与えるフード】
    • 『手作りご飯の場合』
    • 『療法食ペットフードを買った場合』
    • 『加水分解食って使えるの?』
  • 【治療法】
  • 【最後に】
  • 【本記事の参考書籍】
  • 【食物有害反応の関連記事】

 

続きを読む

『犬猫の食物アレルギー、食物不耐症』で現れる症状について

f:id:otahukutan:20190530092642p:plain

【はじめに】

前回の【その食べ物アウトかも⁈『食物アレルギー・食物不耐症』とは①~概要編~】にて食物アレルギーと食物不耐症がどのような病気なのかをお話ししました。

今回はそれら食物有害反応の『症状』『検査方法』『治療法』についてお話ししていこうと思います。

 

食物有害反応の関連記事

その食べ物アウトかも⁈『食物アレルギー・食物不耐症』とは概要を説明

『犬猫の食物アレルギー、食物不耐症』で現れる症状について 

犬猫の食物アレルギー、どうやって診断・治療するの? 

【目次】

  • 【犬の皮膚病変】
    • 『症状が出始める時期』
    • 『好発犬種』
    • 『具体的な症状』
  • 【猫の皮膚病変】
    • 『症状が出始める時期』
    • 『好発品種』
    • 『具体的な症状』
    • 『食物アレルギーとの併発疾患について』
  • 【犬と猫で見られる消化器症状とは】
    • 『好発のあれこれ』
    • 『具体的な症状』
    • 『鑑別疾患』
  • 【まとめ:これであれば食物アレルギーを疑え】 
  • 【最後に】
  • 【本記事の参考書籍】
  • 【食物有害反応の関連記事】

 

続きを読む

その食べ物アウトかも⁈『食物アレルギー・食物不耐症』とは概要を説明

f:id:otahukutan:20190526100428p:plain

【はじめに】

今回は『食物有害反応(AFR)』についてお話しします。食物有害反応とは食物アレルギーや食物不耐症をひっくるめて読んでいます。今回は主に食物アレルギーと食物不耐症のお話しが中心になります。

ある食べ物を食べた時、調子を崩すようでしたらそれは食物有害反応によるものなのかもしれません。

 

食物有害反応の関連記事

その食べ物アウトかも⁈『食物アレルギー・食物不耐症』とは概要を説明

『犬猫の食物アレルギー、食物不耐症』で現れる症状について 

犬猫の食物アレルギー、どうやって診断・治療するの? 

 

【目次】

  • 【食物有害反応とは?】
    • 『食物アレルギーの統計』
  • 【食物不耐症】 
    • 『薬理学的/代謝反応によるもの』
      • 「赤身魚」
      • 「乳糖不耐症」
    • 『食べ物の毒素/中毒によるもの』 
      • 「アフラトキシン中毒」
      • 「急性腸炎を引き起こす毒素」
    • 『特異体質反応によるもの』
  • 【食物アレルギー】
    • 『食物アレルギーとは』
    • 『食物アレルギーの種類』 
    • 『3つの防御機構とは』
      • 「第一の防御は"消化酵素"」
      • 「第二の防御は"消化管固有の機能的バリア"」
      • 「第三の防御は"GALT"だ‼︎」
      • 「三つの防御のどれかが破綻すると…」
    • 『M細胞の存在』
    • 『食物アレルギーを示しやすい食べ物』
  • 【最後に】
  • 【本記事の参考書籍】
  • 【食物有害反応の関連記事】

 

続きを読む

『犬猫の血管肉腫』を簡単に解説してみた!

f:id:otahukutan:20190526110715j:plain

【はじめに】

今回は『犬猫の血管肉腫』について、わかりやすく簡単にまとめていこうという内容です。
【徹底解説編】ですでに一度お話ししていますが、【簡略解説編】大事なポイントだけまとめてお話しできればい良いかなと思っています。

【血管肉腫、徹底解説編はこちら】

発見時には一大事⁈『血管肉腫』って何?① ~概要・統計~

発見時には一大事⁈『血管肉腫』って何?② ~症状・検査法~

発見時には一大事⁈ 『血管肉腫』って何?③ ~治療法・予後~

 

【目次】

  • 【血管肉腫とはそもそも何か】
    • 『血管肉腫のイメージ』
    • 『なぜ血管内皮細胞が腫瘍化するのか』
  • 【血管肉腫の特徴について】
    • 『どこに発生しやすい?』
    • 『好発犬種や年齢は?』
  • 【血管肉腫の症状は?】
  • 【血管肉腫の治療法】
    • 『脾臓の全摘出』
    • 『抗がん剤治療ならVACプロトコルがおすすめ』
  • 【最後に】
  • 【本記事の参考書籍】
  • 【血管肉腫についてもっと知りたい方は】

 

続きを読む

犬猫の肝胆道系腫瘍③~治療法とその後~

f:id:otahukutan:20190525093604p:plain

【はじめに】

今回は『犬猫の肝胆管系腫瘍~治療法とその後~』についてです。

肝胆管系腫瘍として主に
①肝細胞癌 ②胆管癌 ③カルチノイド ④肉腫
4つの腫瘍があり、

形態学的な分類として
①腫瘤型 ②結節型 ③びまん型
の3つがあります。

これらの分類によって治療法と予後が大きく異なります。
では早速、分類別の治療法について見ていきましょう。

【肝胆管系腫瘍はこちら】

犬猫の肝胆道系腫瘍①~概要と挙動~ - オタ福の語り部屋

犬猫の肝胆道系腫瘍②~症状と検査方法~ - オタ福の語り部屋

犬猫の肝胆道系腫瘍③~治療法とその後~ - オタ福の語り部屋

【目次】

  • 【はじめに】
  • 【肝胆管系腫瘍はこちら】
  • 【肝細胞癌の治療法と予後】
    • 『腫瘤型肝細胞癌の治療法』
    • 『手術の成績』
    • 『腫瘤型肝細胞癌の予後』
      • 「予後因子(良し悪しを左右するもの)」
      • 「術後の生存期間は?」
      • 「術後の再発率と転移率は?」
      • 「手術を受けなかった場合」
      • 「手術が難しい部位」
    • 『結節型/びまん型肝細胞癌の予後』
      • 「手術という選択肢は?」
      • 「放射線治療は行えるのか?」
      • 「化学療法ならどうだ?」
  • 【胆管腫瘍の治療法と予後】
    • 『胆管腺腫について』
    • 『胆管腺癌について』
  • 【神経内分泌由来腫瘍の治療法と予後】
  • 【間葉系由来腫瘍の治療法と予後】
  • 【猫にある骨髄脂肪腫の治療法と予後】
  • 【最後に】
  • 【本記事の参考書籍】

 

続きを読む