【はじめに】
今回は『猫の特発性膀胱炎(FIC)』の診断と治療法についてお話しします。特発性膀胱炎の多くはストレスに対する反応がうまくできていない子で発症しています。治療の基本はストレスを無くしてあげることですが、そのほかにご飯を変えてみたり、痛みを取り除いてあげることも大切です。今回はそんなお話しです。
【目次】
- 【診断方法】
- 『様子見てても治ることがある』
- 『レントゲン検査』
- 『超音波検査』
- 『尿検査』
- 【治療法】
- 『ストレス環境を改善する』
- 『MEMOとは』
- 【猫の快適環境5つの柱】
- 『AAFAとISFMが提示するガイドライン』
- 『①安全な場所を提供』
- 『②必要なものは複数用意』
- 『③遊び場所の設置』
- 『④人間との良好な関係を築く』
- 『⑤猫の安心フェロモンを持続させる』
- 『急な変化は避けましょう』
- 【食事療法】
- 『効果的な食事療法』
- 『特発性膀胱炎の療法食』
- 『エンリッチメントとしての食事』
- 【フェリウェイ®️の使用】
- 【薬物療法】
- 『一般的に使用する鎮痛剤』
- 『そのほかの鎮痛剤』
- 【最後に(まとめ)】
- 【本記事の参考書籍】
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